PRODUCT
自社製品
ナノを超えるNÅNO(ノノ)
展開可能用途
- コーティング材
- 塗料
- 接着剤
- 樹脂
- 成型品
- フィルム
- 化粧品
NÅNO(ノノ)はキチンの解繊のために画期的な新しい⽅法を⽤いているために従来よりも低価格で製造可能です。したがって、応⽤⽤途も従来のものより更に広がると期待されます。
製品ラインナップ
NÅNO(ノノ)は濃度、溶液のpHにより様々なグレードがあります。用途によってお選びください。
また、特殊な条件のものも検討しますので、ぜひご遠慮無くお問い合わせください。
キチンの構造
キチンは蟹ガラ等に含まれる多糖類で通常は約5%の遊離のアミノ基が存在します。キチンをさらに脱アセチル化するとキトサンが得られます。キトサンは保湿性、⼒チオン荷電性、抗菌性、耐溶剤性、造膜性、生体適合性に優れており、セルロースに⽐べ反応性に富んでいることから機能性コーティング剤や接着剤のみならず医療分野への応用が期待されています。
エマルジョン系接着剤への適⽤
シャープ化学工業では開発したNÅNO(ノノ)をエマルジョン系接着剤へ応⽤しました。ナノファイバー1%溶液をたった1%加えるだけで15%強度が向上。
ファイバー固型分として換算すると100ppmで効果があることになります。セルロースナノファイバーでは添加による効果を確認できませんでした。他の製法によるキチンナノファイバーより⾼い効果を確認できました。
下の写真はNÅNO(ノノ)のSEM写真です。ナノレベルに解繊されたファイバーが確認できます。
NÅNO(ノノ)の接着剤への補強効果の⼤きさは解繊されたナノファイバーと解繊されていない部分の絶妙のバランスによりナノピン効果を発揮していると考えられます。
適用事例
- キトサンエイト
- OMイレイザーEX(S)
キチンナノファイバーNÅNO(ノノ)