会社概要

ごあいさつ

当社は、大正元年（1912年）、鳥取市で大村久蔵が薬種商、塗料染料店として創業いたしました。
爾来百年以上を経て、塗料業界を取り巻く環境も激しく変化し、塗料自体も単なる物体の保護とか美粧を目的としたものから、特殊な機能あるいは意匠性を付与したものが次々に開発されています。

さらには、地球環境への影響を最小限に抑えるため、生体に有害な重金属や大気汚染や温暖化の原因となる有機溶剤を使用しない塗料への変換も急激に進んでまいりました。
当社の研究開発部門でも、平成元年より蟹ガラから抽出されるキチンから得られるキトサンという天然高分子を利用した環境配慮型コーティング剤の開発に取り組み、現在までに種々の特殊機能を有する製品を上市いたしました。

今後も、キトサン等の天然物質を利用した環境にやさしいオンリーワンでユニークな高機能製品を世の中に発信していく所存です。皆さまのご指導ご鞭撻をよろしくお願い申し上げます。

大村塗料株式会社 代表取締役 工学博士 大村善彦

Company Information

Profilrs of CEO
代表プロフィール

京都大学大学院工学研究科修士課程修了
大日本インキ化学工業株式会社・生物化学事業部・（財）川村理化学研究所（現・DIC総研）勤務を経て、現職

兼職:株式会社リコートワーク・取締役、トリビオックスラボラトリーズ・取締役、
森夏化工科技(上海)有限公司・董事、スリーエステクノ株式会社・技術顧問

学位・資格:博士(工学)、公害防止管理者水質第一種、甲種危険物取扱者

Joint Research
役員紹介

  • 取締役・ナノテクノロジー開発担当　戸田哲郎
    大日本インキ化学工業(株)を経て、戸田工業(株)において環境機能材事業のプレジデント(執行 役員)、技術戦略部門 技術マーケティンググループ長等歴任。
    平成 30 年 3 月より現職
  • 取締役・総務全般　大村仁美
  • 取締役・ECサイト関連業務管掌　杉山麻理
  • 取締役・業務総務管掌　藤原正美
  • 監査役　中村一郎
    工学博士、聖母女学院短大名誉教授 トリビオックスラボラトリーズ・代表取締役
  • 技術顧問(抗菌、防黴、微生物制御)　土戸哲明
    工学博士、関西大学工学部名誉教授
    大阪府立大学 21 世紀科学研究機構微生物制御研究セ ンター客員教授(2016 年~)
    トリビオックスラボラトリーズ・取締役
History
1926

大正15年
「因幡の栞鳥取の巻」

1942

昭和17年頃
大日本国防婦人会のたすき

1952

昭和27年5月
鳥取大火直後 焼け跡バラック店舗

1952

昭和27年10月
大火後の復興期　仮店舗

1953

昭和28年
RC集合店舗完成後

1953

昭和28年
RC集合店舗完成後の店内

1965...

昭和40年代
店舗外観

1986

昭和61年
南隈新社屋地鎮祭

1986

昭和61年12月
移転後 現在の本社事務所倉庫

1990

平成2年8月
危険物倉庫3棟、研究棟を新設

2007

平成19年8月
危険物製造所新設

1912　大正元年10月大村久蔵、鳥取市片原の大村薬局より独立。
若桜街道筋（新町）に薬種商・塗料染料店を創業
1943　昭和18年 9月鳥取大地震にて全壊
1952　昭和27年 4月鳥取大火にて全焼
1975　昭和50年 6月株式会社に改組、大村英幸　代表取締役に就任
1983　昭和58年 5月大村善彦　代表取締役に就任
1986　昭和61年12月本社移転　鳥取市南隈299番地（現鳥取市千代水三丁目87番地）に事務所、危険物倉庫、調色工場を新築
1988　昭和63年 4月関連会社として住宅塗替え専門会社（株）リコートワークを設立
1990　平成 2年 8月鳥取市千代水三丁目76番地に危険物倉庫3棟、研究棟を新設
1991　平成 3年 4月異業種企業3社と共に知識融合化組合「千代水ファインケミカル」 を設立
通産省より助成金を受ける
1992　平成 4年12月コンピューターカラーマッチングシステム（クラボウ）導入
1997　平成 9年 7月産業廃棄物及び特別産業廃棄物運搬業認可
産業廃棄物及び特別産業廃棄物積替え保管施設設置
2007　平成19年 8月危険物製造所新設
2008　平成20年 2月資本金6,000万円に増資
2010　平成22年 8月シャープ化学工業株式会社（大阪府堺市）とともに中国上海に合弁会社「森夏化工科技（上海）有限公司」設立。当社6％出資
2012　平成24年 2月経済産業省・中国経済産業局により異分野連携新事業分野開拓計画認定
2012　平成24年 12月キトサン含有内装用新素材「キトサンエイト」上市
2013　平成25年 2月キチンナノファイバーの製造方法に関する特許取得(鳥取大学、京都大学との共同出願)
2013　平成25年 10月第10回アジア太平洋キチンキトサンシンポジウム(米子)にて研究成果発表
2016　平成28年 5月キチンナノファイバーの新製造方法特許取得
2016　平成28年 10月世界接着剤・シーリング材会議(東京)にて成果発表(シャープ化学工業(株)共同開発)
2017　平成29年 6月キチンナノファイバー製造用パイロットプラント稼働
2017　平成29年 11月CHINA COAT 2017(上海) 企業展示
2018　平成30年 8月第14回キチン・キトサン国際会議(大阪)にて企業展示
2018　平成30年 11月文部科学省ナノテクノロジープラットフォーム事業参画(公立千歳科学技術大学)

ABOUT 会社概要

本社・工場〒680-0911　鳥取市千代水三丁目87番地
TEL：0857-28-7881／ FAX：0857-28-7716
研究開発部〒680-0911　鳥取市千代水三丁目76番地
TEL：0857-31-0231
資本金6000万円
営業種目塗料及び関連商品の開発製造販売・塗装工事
代表取締役大村 善彦
機械設備 ■ディゾルバー（塗料混合機）・・・0.5馬力/1台・1馬力/1台・5馬力/2台
■耐圧防爆計量器・・・1台
■油圧式パワーリフター・・・1台
■卓上分散機・・・1台
■乾燥炉・・・5台
■乾式塗装ブース・・・1基
■フーリエ変換赤外分光光度計・・・1台
■コンピューターカラーマッチングシステム・・・1基
■マイクロバブル発生装置・・・1台
■マイクロスコープ・・・1台
■自動立体倉庫・・・1基

JOINT RESEARCH 共同研究

  1. キトサンの木工用前処理剤への応用:鳥取県産業技術センター
  2. キトサンの無電解めっきへの応用開発:鳥取県産業技術センター
  3. キトサンの抗菌メカニズムの解明とその応用:関西大学工学部
  4. 生分解性天然高分子を活用したプラスチックと金属の複合化技術の開発:鳥取大学工学部、産業技術総合研究所、鳥取県産業技術センター
  5. プラスチックリサイクルを可能とするコーティングシステムの構築:鳥取大学工学部、鳥取県産業技術センター
  6. キトサン金属複合体を基材とした環境適合型総合防汚剤の開発:鳥取大学農学部、鳥取県水産試験場、鳥取県産業技術センター
  7. 基板穴あけドリル用水性潤滑剤の開発(株式会社片木アルミニューム製作所との共同):鳥取県産業技術センター
  8. 光硬化型キトサン誘導体の合成と生体接着剤としての応用開発:京都大学農学部、鳥取大学農学部、鳥取大学工学部
  9. キチンナノファイバーの製造方法の開発:鳥取大学工学部、京都大学生存圏研究所
  10. キチンナノファイバーの応用開発:鳥取大学工学部
  11. 面状発熱体用新規導電塗料の開発(スリーエステクノ株式会社、大橋化学工業株式会社との共同):国立米子工業高等専門学校、鳥取県産業技術センター
  12. バイオミメティクスを利用したコーティング剤の開発:公立千歳科学技術大学

Patent 特許

■特許第 6714228 号
水系接着剤組成物
■特許第 6711999 号
耐久性塗料及びこれを用いた耐久性塗膜
■特許第 5934974 号
バイオナノファイバーの製造方法
■特許第 5729797 号
導電性塗料および導電性塗料を用いた面状発熱体
■特許第 5646164 号
分岐キトサン誘導体
■特許第 5186694 号
キチンナノファイバーの製造方法、キチンナノファイバーを含む複合材料および塗料組成物、ならびにキトサンナノファイバーの製造方法
■特許第 4955007 号
ブレンド型光硬化型キトサン系接着剤または被覆剤
■特許第 4269325 号
プリント基板の穴あけ加工方法及びプリント基板の穴あけシート

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